症例紹介
乳び胸の手術を腹腔鏡下で行った犬の1例
乳び胸とは? 犬の乳び胸(にゅうびきょう)とは、胸腔内に乳び(リンパ液と脂肪を含む白っぽい液体)が異常に溜まる疾患のことです。これは、胸管と呼ばれるリンパ液の通り道が損傷したり、異常な圧力がかかったりすることで、リンパ液 […]
胸腔鏡にて胸腺腫を摘出した猫の1例
胸腺腫とは? 胸腺腫は高齢の犬や猫において比較的稀な前縦隔領域に発生する良性の腫瘍です。 その症状としては元気や食欲の低下、呼吸困難、発咳、胸水貯留などが認められています。さらに腫瘍随伴症候群として重症筋無力症、それによ […]
門脈体循環シャントの手術を腹腔鏡下で行った犬の1例
門脈体循環シャントとは? 消化管、脾臓、膵臓からの血液を集める門脈の血流が後大静脈などの体循環へと短絡してしまう病気です。 原因は先天性の血管奇形によるものか門脈圧の亢進に伴う後天性のものに分けられます。小型の純血種やト […]